高知県越智町越知乙
『日本の滝百選』 シンプルな直瀑で迫力を感じることは出来なかった。
ウィキペディアから
仁淀川の支流の大桐川水系大樽谷川水域にある。今から4億年以上前の花崗岩で形成された岩肌を流れ落ちている。 落差は34m。 越知市街地の近郊にあり、水源の山は標高200m程度の低山である。
滝の名は大きな樽の水を撒いたように豪快に流れ落ちることに由来する。 滝の上部には囲炉裏ヶ淵、中樽、上樽などの淵が点在し悲恋物語など伝説が残っており、囲炉裏ヶ淵には大蛇が棲んでいたとの伝承もある。 昭和31年(1956年)横倉山県立自然公園の一部に指定された。
滝の直下には橋が架けられており、ここから滝を眺めることが出来る。 滝の前には「大樽自然塾」というログハウスが建っており有料で貸し出されている。
大樽の滝
期待の滝であったがシンプル過ぎて感動はしなかった。 滝見巡りの中で一番最初に見ておくべきだった。 擁護するなら楽な遊歩道で簡単に見られたことだろう。
〔083〕大樽の滝 (落差34m)
朝に登った横倉山から直ぐ南にある滝。 明るくなってから散策したくて横倉山を先に登り時間調整したが、薄曇りの天気は回復せずに、折角の時間調整が無駄に思えた。
散策時間:往復34分
トイレ前には ”大樽の滝”の由来が書かれていた。
舗装された林道を走ると林道終点となり、広い駐車場があった。
奥に見える建屋はトイレであり右横からは散策道が伸びていた。
遊歩道は簡易舗装されており、勾配は無く歩き易い。
歩き始めて直ぐに小さな滝が出て来る。
遊歩道入口には滝まで500mの表示あり。 15分も歩けば滝に着きそうだ。 8時21分に駐車場から歩き始める。
アングルを変えたつもりであったが、同じ写真になってしまった。
この滝には名前が付いておらず”無名滝”の様だ。
一旦、沢から離れ沢が見えない階段道となる。
堰堤が出て来たが、これはこれで綺麗な流れを見せてくれた。
南国高知らしく ”バショウ”が大きく育っていたが、
こんな山の中で熱帯植物のバショウは似合わない。
再度、沢沿いの道となり、緩やかに登って行く。
10分程歩くと滝見の建屋が出て来た。
前方の樹木の間からは滝が見えていた。
滝見橋の奥に ”大樽の滝”が見えた。 紅葉、黄葉もしているのに天気が冴えずに
寒く暗い景色になってしまった。 観瀑の評価は天気で大きく変わってしまう。
滝見橋を渡っていると落とし穴が・・・
小枝で注意喚起はしてくれているが、急に橋を渡るのが恐くなった。
ゆっくり歩き12分で落差34mの”大樽の滝”に着く。
大きな滝ではあるが感動するものがなく、少々がっかりモードになる。
滝にお陽さんが当っていれば評価点は上がったかも知れない。
周囲を散策してみたがビューイントはなかった。
堰堤があった所に戻って来る。
直ぐに復路に入る。
”無名滝”の滝口に戻る。 先には既に駐車場が見えている。
散策34分にて ”大樽の滝”を終える。
'15年度の四国遠征
おおたるのたき